変えるヒト、変わるヒト。-新しい社会貢献のカタチ-

「苦難の道のり。得られた財産。」
桑原

では、約半年間かけてWEBサイトを創ってきたわけだけど、大変だったことは何?

後藤

それは、自分たちが仕事を持っているから、平日に動けないことでしょ。

桑原

スケジュールが大問題…。

玄道

平日は掲載団体の方に営業・取材すら行けないしね。それが本当に大変だった。でも、社会起業家(※4)の方やNGOで働いている方を含め、とにかく実際に会って、話してみたかったよね。だから取材においては効率化というよりは現場に行くことをは大事にしてきた。そういう中でやってこれたのは、やっぱり助けてくれる方がどんどん増えていったことだよね。

後藤

1人じゃ何もできないからね。まずは自分のやりたいことを言ってみる。そうすると、それに共感してくれる人が必ずいる。そして助けてくれる。だからこそ行動できる。そういう循環が創れていたよね?

桑原

営業にいった先で、NPO法人の方が、「他の団体にも連絡しとくよ。紹介できる人もいるから。」といってくれたときはすごく嬉しかったよね?ああ、こうやってつながりができていくんだって。SMJもHPを見て応募してくれる方がいたりさ。

玄道

みんな違う会社で得意分野も違うから、そういう社会人経験が合わさって活動が成り立っているよね。もんじゅのページを書くにしても、コピーライティングやっている人がいるからこそ表現の仕方にこだわる。メッセージを伝えることの難しさと楽しさを知れたね。

後藤

知恵のつながり。人とのつながり。これは大きな財産だと思う。いろんな人に出会えるから続けられたんだよ。

玄道

そして、別にやらされてやってるわけじゃなく、本当にやりたいことだからね。自分がやりたくないことでも目標につながるっていうならいいけど、やりたくないと思っていることをやっている人も世の中には多いでしょ?やりたいから、やる。私はこれだけかな。(笑)

※4【社会企業家】…社会企業家とは、事業により社会的課題の解決に取り組む人を指す。